こんにちは!
八戸市の工務店、タナカホームです。
家づくりの打ち合わせでは、
キッチン収納、パントリー、シューズクロークなど、大きな収納はしっかり考えますよね。
でも、住み始めてから意外と困るのが、
「鍵、どこに置く?」問題。
家の鍵だけでなく、
・車の鍵
・自転車の鍵
・物置の鍵
など、暮らし始めると細かな鍵が意外と増えていきます。
結論からいうと、鍵置き場は**「玄関に収納をつくればOK」ではなく、帰宅してからの動線上に定位置をつくること**がポイントです。
今回は、新築時には見落としやすい「鍵置き場」のプチ後悔についてお話しします。

Contents
■気づけば玄関にポン!
帰宅して、
「とりあえずここでいいか」
と玄関収納やカウンターの上に鍵をポン。
最初は一つだけだったのに、いつの間にか、
鍵、印鑑、郵便物、マスク、小物……
と物が増えてしまうことがあります。
玄関にちょっとしたカウンターがあると便利なのですが、「置ける場所」は「物が集まりやすい場所」でもあります。
せっかくスッキリした玄関をつくっても、鍵や小物でごちゃごちゃしてしまったら少し残念ですよね。
■鍵を隠したら、今度は探すことに…
「生活感を出したくないから、鍵は収納の中へ」
これも一つの方法です。
ただ、しまう場所が帰宅動線から外れていると、
「鍵どこに置いたっけ?」
となることも。
毎日使う鍵だからこそ、奥深くに収納するより、
帰ってきて自然に置けて、出かけるとき自然に取れる場所
を考える方が使いやすくなります。
■スマートキーなら鍵置き場はいらない?
最近の新築では、玄関ドアにスマートキーやスマートロックを採用するご家庭も増えています。
「それなら鍵置き場はいらないのでは?」
と思いますよね。
でも実際の生活では、
・車のスマートキー
・自転車の鍵
・物置の鍵
・家族が使う予備の鍵
など、玄関ドア以外の鍵が残ることがあります。
さらにスマートキーの場合、バッグに入れっぱなしにする方もいれば、帰宅後に決まった場所へ置く方もいます。
だからこそ、設備だけで判断するのではなく、自分たちが帰宅後に鍵をどう扱うかまで考えておくことが大切です。
■玄関ドアにマグネット収納、ちょっと待って!
最近は、玄関ドアにマグネット式の収納を取り付けて、
「帰ったら、そのまま鍵を収納」
という方法もよく見かけます。
場所も取らず、とても便利そうですよね。
ただし、スマートキーを使っている場合は少し注意が必要です。
玄関ドアのすぐ近くにスマートキーを保管すると、製品やシステムによっては、キーの検知範囲や防犯面について注意が必要な場合があります。
また、スマートキーや玄関ドアにはメーカーごとに保管場所や使用上の注意があります。
そのため、
「マグネット収納が便利そうだから、玄関ドアにスマートキーを置こう!」
と決める前に、採用している玄関ドアやスマートキーの取扱説明書、メーカーの推奨事項を確認しておくと安心です。
便利さだけでなく、防犯まで含めて鍵の定位置を決めることが大切ですね。
■おすすめは「帰宅動線の途中」
鍵置き場を考えるなら、
玄関 → 鍵を置く → バッグや上着を置く → リビングへ
という帰宅後の流れをイメージしてみてください。
例えば、
・玄関収納の中
・シューズクローク
・玄関近くの小さな収納
・ファミリークローゼットへの動線上
など。
壁面に小さなニッチや収納をつくる方法もあります。
ただし、鍵は防犯にも関係するものなので、玄関ドアや窓のすぐ近くなど、外から手が届きやすい場所は避けて考えたいところです。
■こんなご家庭は特に考えておきたい
●家族それぞれ車を使う
→ 車の鍵まで含めて収納量を考える
●自転車や物置など鍵が多い
→ 「何の鍵か」が分かる定位置をつくる
●玄関をスッキリ見せたい
→ 扉付き収納や見えにくい場所を活用
●よく鍵を探してしまう
→ 隠しすぎず、帰宅動線上に定位置をつくる
■迷ったら「帰宅して10秒」を想像する
鍵置き場を考えるときは、
「家に帰って最初の10秒で何をする?」
と想像してみるのがおすすめです。
玄関を開ける。
靴を脱ぐ。
鍵を置く。
バッグを置く。
上着を脱ぐ。
この一連の動きの中に鍵置き場があれば、毎回わざわざ「収納する」という感覚も少なくなります。
小さな収納だからこそ、収納量より動線が大切なんです。
■まとめ|鍵置き場は「帰宅動線」から考えよう
新築の鍵置き場で後悔しないために考えておきたいのは、
・家や車など鍵が何個あるか
・帰宅後どこに鍵を置くか
・出かけるとき取りやすいか
・玄関が散らかって見えないか
・スマートキーの保管場所に問題はないか
・防犯面で安心できる場所か
ということ。
鍵置き場は、間取りの打ち合わせでは見落としやすい本当に小さなポイントです。
でも毎日使う場所だからこそ、定位置が決まっているだけで暮らしはちょっとラクになります。
「鍵をどこに収納する?」ではなく、「帰宅したとき、自然とどこに置く?」から考えてみる。
これから家づくりをされる方は、間取り図を見ながらぜひ一度、
「家に帰って、この鍵どこに置く?」
と家族でシミュレーションしてみてくださいね。








