こんにちは!
八戸市の工務店、タナカホームです。
家づくりで収納を考えるとき、
「とりあえずたくさん入るようにしたい」
「奥行きがあった方が便利そう」
と考える方はとても多いです。
実際、打ち合わせでも
「収納は広いに越したことはないですよね」
という声をよく聞きます。
ですが、住んでから意外と多いのが
「広いのに使いづらい…」
「奥の物、全然使ってないかも」
という奥行きのプチ後悔です。
今回はそんな
奥行き深すぎ収納の落とし穴についてお話しします。

Contents
奥に入れた物が“なかったこと”になる
まず一番多いのがこれです。
収納の奥に入れた物が、
・存在を忘れる
・取り出すのが面倒
・そのまま放置
という状態になってしまうケース。
特に多いのが
・ストック品
・季節物
・使用頻度が低いもの
気づいたら
「これいつ買ったんだろう…」
「同じものまた買ってた…」
なんてことも。
実はこれ、
我が家もまさにこの状態になってしまったひとつです。
「たくさん入るから安心」と思って奥行きを取ったのに、
結果的に奥の物はほとんど使わなくなってしまいました。
収納は“入る量”よりも
**「ちゃんと使えるかどうか」**が大切だと実感しています。
手前だけで生活が完結してしまう
奥行きが深い収納は、どうしても
・手前だけ使う
・奥はデッドスペース化
しやすくなります。
結果として
「収納はあるのに足りない気がする」
という不思議な状態に。
これは実際かなり多い後悔です。
取り出すたびにストレスになる
例えば奥の物を取り出すとき、
・手前の物をどかす
・しゃがむ
・探す
この一連の動きが毎回発生します。
最初は気にならなくても、
毎日・毎週と繰り返すうちに
じわじわ面倒に感じるポイントになります。
結果として
「もういいや、手前ので済ませよう」
となり、さらに奥が使われなくなる…
という悪循環に。
収納ケースでさらに使いづらくなることも
「整理しよう」と思って収納ケースを入れると、
・ケースの奥に物が溜まる
・何が入っているか分からない
・取り出すのがさらに面倒
と、逆に使いづらくなることもあります。
特に奥行きがある収納ほど、
“詰め込めてしまう”ことが落とし穴になります。
実は「浅い収納」の方が使いやすい
ここが大事なポイントです。
実は収納は
浅い方が圧倒的に使いやすいです。
理由はシンプルで、
・一目で見える
・すぐ取り出せる
・管理しやすい
から。
例えば
・パントリー
・洗面収納
・リビング収納
などは特に、
奥行き30〜45cm前後の方が使いやすいケースが多いです。
ただし、奥行きがあった方がいい収納もある
ここは少し安心していただきたいポイントです。
すべての収納が浅い方がいい、というわけではありません。
例えば
・布団や毛布などの寝具
・季節家電(扇風機・加湿器など)
・まとめ買いしたストック
・アウトドア用品
こういったものは、むしろ
ある程度奥行きがあった方が使いやすい収納です。
また、
・使用頻度が低い
・まとめて保管する
といった用途であれば、奥行きがあっても問題ありません。
大切なのは、
**「毎日使うものかどうか」**で考えることです。
どう使い分けるのがポイント?
おすすめはシンプルで、
・よく使うもの → 浅い収納
・たまに使うもの → 深い収納
と分けて考えること。
この考え方だけで、収納の使いやすさは大きく変わります。
まとめ
収納は広ければ便利、と思いがちですが、
実際はそうとも限りません。
今回のポイントをまとめると
・奥に入れた物は使われなくなりやすい
・手前だけ使う収納になりがち
・取り出す手間がストレスになる
・浅い収納の方が使いやすい
そして、
・用途によっては奥行きがあった方がいい収納もある
ということも大切な視点です。
家づくりでは
「どれくらい入るか」ではなく
「ちゃんと使い切れるか」
この視点を持つことで、収納の満足度は大きく変わります。
これから間取りを考える方は、
ぜひ一度
「この収納、奥までちゃんと使えるかな?」
とイメージしてみてくださいね。








