こんにちは!
八戸市の工務店、タナカホームです。
家づくりの打ち合わせをしていると、よく話題にあがるのが「ロフト」です。
「収納として便利そう」
「子どもが喜びそう」
「空間を有効活用できそう」
そんなイメージを持つ方が多いと思います。
住宅展示場やSNSで見たロフトは、ちょっと特別な空間に見えますよね。
秘密基地のようで、なんだかワクワクする場所です。
ただ、打ち合わせの中ではこんな質問もよくいただきます。
「ロフトって実際使いますか?」
「作ったけど使わなくなるって聞いたんですが…」
「収納として便利なんでしょうか?」
実はこの疑問、とても大事なポイントです。
なぜならロフトは
うまく使われる家と、ほとんど使われなくなる家の差が大きい空間だからです。
家づくりの現場を見ていると、ロフトが活きる家には共通点があります。
そして逆に、使われなくなるロフトにも共通点があります。
今回は、実際の家づくりの経験から
ロフトのリアルな使い方と、後悔しないための考え方をお話しします。
ロフトが魅力的に見える理由
ロフトを検討するきっかけの多くは、住宅展示場やSNSです。
開放的で、広くて、収納もできそう。
見た目にも楽しい空間ですよね。
ただ、ここで一つ知っておいてほしいことがあります。
住宅展示場のロフトは
実際の住宅よりも広く作られていることが多いのです。
展示場は空間を魅力的に見せるため、
実際の住宅よりもゆとりのある設計になっています。
そのイメージのまま家づくりをすると
「思ったより狭い」
「使い方がよく分からない」
ということが起きることがあります。
そしてもう一つ大きな理由があります。
それは
日常生活の動線を考えずにロフトを作ってしまうことです。
ロフトは階段やはしごを使う空間です。
つまり、普段の生活の流れから離れてしまうと
「行くのがちょっと面倒」
「物を取りに行かない」
という状態になりやすいのです。
結果として
「最初は使っていたけれど、だんだん物置になった」
というケースも珍しくありません。
使われなくなるロフトの共通点
これまでの家づくりの中で感じるのは、
使われなくなるロフトにはいくつか共通点があるということです。
一つ目は
目的がはっきりしていないこと。
「なんとなくあったら便利そう」
という理由だけで作ると、使い方が決まらないままになりがちです。
二つ目は
動線が悪いこと。
ロフトへ上がる場所が生活動線から外れていると、
だんだん使う機会が減っていきます。
実際にあったケースでは、ロフト自体は良い空間だったのですが
はしごの位置が使いにくい場所にありました。
すると
・上がるのが少し面倒
・物を持って上がりにくい
という理由で、徐々に使われなくなってしまいました。
ロフトは小さな空間ですが、
設計の細かな部分で使い勝手が大きく変わる場所なのです。
ロフトが活きる家の共通点
では、ロフトがうまく使われている家にはどんな特徴があるのでしょうか。
一番大きいのは
「目的」がはっきりしていることです。
例えば子ども部屋のロフト。
小さい頃は遊び場として使えますし、
成長すると収納スペースとしても活用できます。
実際にお引き渡ししたお客様のお宅では、
完成したロフトを見たお子さんがとても喜んでくれました。
こういう瞬間を見ると、
ロフトはやっぱり魅力的な空間だと感じます。
また、
・季節物の収納
・趣味スペース
・書斎のような場所
など、目的が決まっているロフトは
暮らしの中で自然に使われることが多いです。
ロフトは
**「空いている空間」ではなく「役割のある空間」**として考えることが大切です。
青森県でロフトが人気の理由
青森県でも、ロフトを検討される方は多くいらっしゃいます。
特に最近は
平屋住宅の人気が高まっています。
平屋はワンフロアで生活できる快適さがありますが、
その分こんな相談もよくあります。
「収納スペースをどう確保するか」
「空間をもう少し有効に使えないか」
そんなとき、ロフトは一つの選択肢になります。
地域により土地の広さもさまざまで、
広い土地でもロフトを作ることもあれば
コンパクトな家でも空間を活かすためにロフトを設けることもあります。
また、雪の多い地域は勾配天井にするため、空間をムダなく使うようこちらもロフトを採用するケースが多いです。
つまりロフトは
家の大きさではなく、設計の考え方で価値が変わる空間なのです。
ロフトを作る前に考えてほしいこと
もしロフトを検討しているなら、
ぜひ一度考えてみてほしいことがあります。
それは
「このロフトは何のための空間なのか?」
ということです。
・収納スペースなのか
・子どもの遊び場なのか
・趣味の場所なのか
目的がはっきりすると
・どこに作るべきか
・どんな大きさが必要か
・はしごか階段か
といった設計の答えが見えてきます。
ロフトは
「なんとなく」で作ると使われなくなることもある空間ですが、
設計次第でとても楽しい場所になります。
まとめ
ロフトについてのポイントです。
それは次の3つです。
・ロフトは目的がはっきりしていると活きる
・使いやすさは場所と動線で大きく変わる
・設計次第で暮らしを豊かにする空間になる
ロフトは、収納にも遊び場にも趣味スペースにもなる可能性を持っています。
だからこそ
その家族の暮らし方に合った設計が大切です。
もし
「ロフトって実際どうなんだろう?」
「うちの家にも合うのかな?」
と気になっている方は、ぜひ気軽にご相談ください。
図面だけではイメージしにくい部分も、
実際の暮らし方を想像しながら一緒に考えていければと思います。
家づくりの中で、ロフトが本当に必要なのか。
もし作るなら、どんな形がベストなのか。
そんなお話ができればうれしいです。









