こんにちは!
八戸市の工務店、タナカホームです。
土地を探していると、物件資料の備考欄にふと書かれている言葉。
「景観法による制限あり」
……え?なにそれ?
建築基準法は聞いたことがあるけれど、景観法って?
これって家が建てられないってこと?
色に制限があるの?
追加費用がかかるの?
家づくりを考え始めたばかりの方にとって、「知らない言葉」が出てくること自体が不安ですよね。
そして一番怖いのは、
「知らなかった」で後悔すること。
実は景観法は、家づくりを邪魔する法律ではありません。
むしろ、“その土地の価値を守るためのルール”なのです。
今日は、土地探し中の方が知っておくべき景観法の基本と、家を建てるときの注意点を分かりやすくお伝えします。
Contents
「景観法=建てられなくなる」という誤解
土地資料に「景観法」と書かれていると、
・デザインに制限が出る
・自由な家が建てられない
・面倒な手続きが増える
そんなイメージを持つ方が多いです。
ですが、景観法は“建築を禁止する法律”ではありません。
簡単に言うと、
「その地域の街並みや景色を守るためのルール」
です。
例えば、
・極端に派手な色を避ける
・周囲とバランスのとれた高さにする
・歴史的エリアでは雰囲気を壊さない外観にする
といった内容が主になります。
つまり、「建てられない」ではなく、
「少し配慮して建てましょう」という考え方です。
まずはここを冷静に理解することが大切です。
次にやるべきことは、
“制限があるかどうか”ではなく、“どんな内容なのか”を具体的に確認することです。
本当に気をつけるべきは「土地契約のタイミング」
景観法で怖いのは、内容そのものよりも
「知らないまま土地を契約してしまうこと」
です。
例えば、
・思っていた色が使えない
・屋根形状に条件がある
・着工前に届出が必要でスケジュールが延びる
こうしたことを、契約後に知るケースが一番不安になります。
ですが実際は、
ほとんどの景観法は事前に確認できます。
自治体のホームページや窓口で確認できますし、
住宅会社が事前にチェックすることも可能です。
大切なのは、
土地を買ってから考えるのではなく、
「検討段階で一緒に確認すること」。
これだけで、不安の8割は消えます。
次に土地を見に行くときは、
「景観法の対象ですか?内容は何ですか?」と必ず聞いてみてください。
それだけでも一歩前進です。
なぜ景観法は“土地の価値を守るルール”なのか
景観法は制限ではなく、実は資産価値を守る仕組みでもあります。
想像してみてください。
きれいに整った住宅街の中に、
真っ赤な外壁の巨大な建物が突然建ったらどうでしょうか。
街並みの統一感が崩れ、
周囲の印象も変わってしまいます。
景観法は、
・無秩序な開発を防ぐ
・周囲との調和を守る
・長期的な街の価値を維持する
ための仕組みです。
つまり、自分の家を守るだけでなく、
将来の売却や相続のときの“価値の土台”を守る役割もあります。
「制限があるから嫌」ではなく、
「守られているから安心」と考えると、
少し見え方が変わってきませんか?
家を建てるときに具体的に気をつけること
では、実際に何に気をつければいいのでしょうか。
チェックすべきポイントは主に3つです。
① 外壁や屋根の色
② 建物の高さ
③ 着工前の届出の有無
ほとんどの場合、
色は「奇抜でなければ問題なし」という範囲です。
高さも、一般的な2階建て住宅であれば大きく問題になるケースは多くありません。
ただし、届出が必要な場合は、
提出から許可まで一定期間がかかることがあります。
つまり重要なのは、
設計が決まってから確認するのではなく、
プランづくりの初期段階でチェックすること。
これができていれば、
景観法は“怖い存在”ではなくなります。
まとめ
景観法について、今日覚えておいてほしいことは3つです。
1つ目。
景観法は「建てられなくなる法律」ではない。
2つ目。
怖いのは制限そのものではなく、「知らないこと」。
3つ目。
景観法は街並みと資産価値を守るためのルールである。
土地探しは分からない言葉の連続です。
不安になるのは当然です。
だからこそ、
「これってどういう意味ですか?」
と気軽に聞ける存在が大切です。
もし土地資料に気になる記載があれば、
一人で悩まず、いつでもご相談ください!









