こんにちは!
八戸市の工務店、タナカホームです。
家づくりの打ち合わせでよく出てくる質問のひとつが、
「浴室乾燥ってつけた方がいいですか?
ドラム式あるからいらないですかね?」というもの。
SNSやYouTubeでは、「かんたくん(ガス乾燥機)最高!」「ドラム式あればOK!」「浴室乾燥は使わなくなる」…と、毎日のように“最強の洗濯術”が流れてきます。
でも、実はそこで大きな落とし穴があります。
それは、
どの設備を選ぶかよりも、
「どんな使い方をするか」こそが、洗濯の満足度を左右するということ。
今回は、家づくりを検討中の方に向けて、
「乾燥機の正しい選び方」と「浴室乾燥の本当の価値」について、
プロ視点+リアルな暮らしの体験からお話しします。
Contents
「ドラム式さえあればOK」は本当?|見落としがちな落とし穴
最近は、ドラム式洗濯乾燥機が“時短家電の王様”のように扱われています。実際、洗濯〜乾燥までボタンひとつ。共働き世帯や忙しい子育て家庭の強い味方です。
ですが、現場でよく耳にするのが
「乾燥機を買ったのに、意外と全部の服を入れられない…」
「結局、乾燥機に入れたくない服は部屋干ししてる」
という声。
そう、ドラム式は万能ではありません。
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シワになりやすい服や制服
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縮みやすい衣類
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乾燥フィルター掃除の手間
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乾燥時間中、洗濯機が使えない不便さ
便利なはずのドラム式でも、実際の暮らしでは「うまく使いこなせない」ケースが意外と多いのです。
浴室乾燥のリアル|こんな人・こんな間取りには向いている
一方、地味だけど実は家事導線にフィットすると最高に頼れるのが「浴室乾燥機」。
【浴室乾燥が活きるケース】
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洗濯→干す→しまう動線が“脱衣所まわり”で完結している
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乾きづらい季節(梅雨・冬場)が多い地域に住んでいる
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夜間や帰宅後など“干すタイミング”が読めない生活リズム
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ハンガー収納でたたまず暮らすスタイル
洗濯した服を脱衣所横の浴室で干し、乾いたらそのまま隣のファミリークローゼットへ。干す・取り込む・しまうが、歩かずワンアクションで完了します。
これ、想像以上にストレスが少ないです。
“併用”という選択肢|ベストバランスとは?
「じゃあ、結局どれを選べばいいの?」という声が聞こえてきそうですが…
答えはひとつじゃありません。
取り入れ方の一つとして、**用途別に分ける“併用スタイル”**があります。
たとえば:
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日常着・タオル類 → ガス乾燥機 or ドラム式
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デリケートな衣類・制服 → 浴室乾燥 or 室内干し
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急ぎのとき → 浴室乾燥で夜干し
こうすることで、
どのシーンでも「干す場所がない」「乾かない」というストレスを回避できます。
導入コストはかかりますが、
毎日くり返す“洗濯の手間と時間”が激減することを考えれば、暮らしの質への影響は大きいです。
我が家の場合|乾燥機ナシ・浴室乾燥アリの暮らし方
ちなみに我が家では、「乾燥機ナシ・浴室乾燥アリ」のスタイルを選びました。
理由は明確で、
・たたむ家事をやめたかった
・浴室〜収納が近い間取りだった
からです。
ハンガーにかけて浴室で干し、乾いたらそのままクローゼットへ。
家族分の洋服も“ほぼ動かず”に完結できて、洗濯動線のストレスが本当に減りました。
SNSでは「浴室乾燥は結局使わない」なんて声もありますが、
それは“使い方が合っていないだけ”。
設計段階から「どこで洗って、どこに干して、どこに収納するか」をしっかりイメージすれば、浴室乾燥はむしろ超・実用的なアイテムになります。
まとめ|「本当に使いこなせるか?」の視点を忘れずに
乾燥機を選ぶとき、つい「どれが最強か?」で迷いがちですが、
本当に大切なのは以下の3つです:
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自分たちの洗濯スタイル・生活リズムに合っているか?
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家事導線として“ラクに動ける間取り”になっているか?
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設備が“無理なく使い続けられる形”で設計されているか?
SNSの口コミは参考になりますが、それがあなたの暮らしにフィットするかはまた別の話。
「なんとなくつける」「流行ってるから選ぶ」ではなく、
“どう暮らしたいか”をベースに選ぶ乾燥機選びを、ぜひしてみてください。
もし「自分たちに合うスタイルがわからない…」と思ったら、
洗濯動線から一緒に考える住宅会社に相談するのもひとつの手です。
私たちタナカホームでは、
「今の生活」だけでなく「これからの暮らし方」まで一緒に考えながら、
設備や間取りをご提案しています。









