こんにちは!
八戸市の工務店、タナカホームです。
我が家でよく登場する料理が揚げ物です。
唐揚げや豚カツ、天ぷらなどが食卓によく並びます。
でも何種類かの揚げ物をしたいとき、油の中に残った細かい揚げカスの処理ってちょっと面倒ですよね。
今回は汚れた揚げ油を驚くほど簡単に、そしてきれいにできる裏ワザをご紹介します。
Contents
1. 残りごはんで油がきれいに元通り
揚げ物後の油が汚れているのは、衣や具材から出た細かい揚げカス(不純物)が浮遊しているからです。
この揚げカスが残っていると、次に使う際に油の劣化を進めてしまったり、焦げ付いたりする原因になります。
そこで登場するのが残りごはんです。
ごはんのデンプン質が、熱せられた油の中で揚げカスや細かい汚れを吸着し、絡めとる役割を果たしてくれます。まるでスポンジのように汚れを吸い込み、きれいにまとめてくれるイメージです。
2. 準備はたったこれだけ!残りごはんで油をきれいにする手順
手順は非常にシンプルで、特別な道具は一切不要です。前日の残りごはんなどを少量用意してください。
【手順】
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油の温度を調整する 揚げ物調理後、一度火を止め、油が170℃程度の「少し熱い状態」まで冷めるのを待ちます。(冷めすぎるとごはんに汚れがくっつきにくくなります。)
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ごはんを投入する 油の量に応じて、スプーン1~2杯程度の冷やごはんを油の中にそっと入れます。
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ゆっくりかき混ぜる 菜箸などで、冷やごはんが油の中の揚げカスとよく混ざるようにゆっくりとかき混ぜます。
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汚れをまとめる ごはんが揚げカスをどんどん吸着し、黒い粒々をまとったひとかたまりになっていきます。
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取り出して廃棄する ごはんが揚げカスを十分に吸着したら、菜箸でその塊を取り出し、燃えるゴミとして捨てます。
たったこれだけで、油こし器を使うよりも手軽に、油が驚くほどクリアになります!
3. この裏ワザを使うメリットと注意点
冷やごはんで油をきれいにする方法には、多くのメリットがあります。
メリット
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手軽で経済的: 廃油処理剤やフィルターなどの特別な道具が不要で、残りごはんを有効活用できます。
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油の再利用に最適: 揚げカスがきれいに取り除かれるため、次に油を使う際の酸化の進行を遅らせることができます。
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エコで環境に優しい: 洗い流す廃油を減らすことができるため、環境に配慮した処理方法と言えます。
注意点
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油の温度: 油が冷めすぎると効果が薄くなります。少し熱い状態(170℃前後)で行うのがポイントです。
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あくまで「カス取り」: この方法は、油の酸化(劣化)そのものを元に戻すわけではありません。あくまで揚げカスを取り除き、油をクリアにするための裏ワザです。繰り返し使いすぎた油は酸化が進んでいるため、無理せず処分しましょう。
まとめ
揚げ物後の油の処理は、冷やごはんを使うことで劇的に楽になります。油をきれいに保てれば、料理もより美味しく、気持ちよく続けられますよね。
揚げ物をした次の日は、ぜひこの裏ワザを試してみてください!