こんにちは!
八戸市の工務店、タナカホームです。
家づくりにおいて、床材選びはとても重要な決断ですよね。
無垢材か複合フローリングか、どちらを選ぶか迷う方は非常に多いです。
今回は、我が家が無垢材ではなくあえて複合フローリングを選んだ理由と、
実際に暮らしてみて感じたことをお話ししたいと思います。
無垢材への憧れと、現実的な選択
無垢材の床に強い憧れがあり、建てる時は無垢材がいいなと漠然と考えていた我が家。
モデルハウスで無垢材の床に触れた時の、あの温かみのある足触り、
一枚一枚異なる木の表情、そして年月と共に深まる味わい。
すべてが理想の住まいを形作る上で欠かせない要素のように思えたのです。
しかし、理想を追い求める中で、現実的な問題にも直面しました。
無垢材の床は、複合フローリングに比べてコストが高いこと。
そして、定期的なメンテナンスが必要であること。
さらに、水濡れや傷に弱いという特性も、小さな子どもがいる我が家にとっては大きな懸念材料でした。
複合フローリングを選んだ3つの決め手
様々な葛藤の末、私たちは複合フローリングにすることに決めました。
その決め手となったのは、主に以下の2点です。
予算
まず一つ目は予算です。無垢材にすると、床材だけでかなりの予算オーバーになってしまうことがわかりました。その費用を、キッチンや照明など、別のこだわりの部分に回す方が、家全体の満足度が高まると判断しました。
メンテナンスの手軽さ
二つ目はメンテナンスの手軽さです。
食べこぼしや水濡れを気にせず、毎日をストレスなく過ごしたいという思いが強くありました。
複合フローリングはワックスがけが不要で、日々の掃除も拭くだけで済みます。
この手軽さが、子育て世代の私たちには何よりも魅力的でした。
暮らしてみてわかった、フローリングの良さと正直な後悔
実際に複合フローリングで暮らし始めてから、その選択が正しかったと実感しています。
想像していた以上に見た目の質感が良く、安っぽさはまったく感じません。
何より、日々の掃除が本当に楽で、小さな傷を気にしすぎることなく、
子どもがのびのびと遊べる環境を作れたことが嬉しいです。
もちろん、無垢材へのあこがれがなくなったわけではありません。
素足で歩いた時の木の温もりや、本物の木が持つ香りは、やはり無垢材にはかないません。
しかし、総合的に考えると、私たちのライフスタイルには複合フローリングが合っていたと確信しています。
理想と現実のバランスを考え、自分たちの暮らしに合った選択をすることが、後悔のない家づくりにつながると改めて感じました。
タナカホームでは様々な床材のご提案が可能です。
ご予算やライフスタイルに合わせてご提案させていただきます。
ぜひお気軽にご相談ください