トップページ > スタッフコラム > 万が一の火災に備える ― 新築一戸建ての「耐火性」の考え

スタッフコラム

NEW

万が一の火災に備える ― 新築一戸建ての「耐火性」の考え

こんにちは!

八戸市の工務店、タナカホームです。

 

近年、地震や台風に対する備えとして「耐震性」や「耐久性」が注目されていますが、

実は「火災への備え=耐火性」も同じくらい大切です。

特に地震の後には火災が起きやすく、隣家からの延焼リスクも考慮しなければなりません。

今回は、新築一戸建ての火災対策として注目される「耐火性」について、わかりやすく解説します。

 

 

◆ ポイントは「隣家との距離」

火災時の延焼リスクを大きく左右するのが、隣家との距離です。

  • 郊外の新築分譲地などでは、建物間の距離が2メートル以上確保されていることが多く、この場合、標準的な外壁でも延焼のリスクは比較的低く抑えられます。
  • 一方で、都市部の密集地や1メートル未満の狭小地では、火災時の延焼リスクが非常に高くなるため、外壁の耐火性能が重要になります。

 

◆ 「耐火性能」にはランクがある

建築基準法では、外壁に対して「防火」「準耐火」「耐火」などの性能基準が定められています。

区分

火災に耐えられる時間

適用場所例

耐火構造

1時間以上

高層ビル・密集市街地

準耐火構造

約45分~1時間

戸建て住宅の密集地など

防火仕様外壁

約20分程度(部位により異なる)

一般的な戸建て・延焼の危険が少ない地域

隣家との距離が近い土地で建築する場合、準耐火以上の外壁仕様をおすすめします。
また、準防火地域や防火地域に該当する場合は、法的に準耐火構造が義務づけられるケースもあります。

 

◆ 地震後の火災リスクにも要注意

1995年の阪神淡路大震災では、建物の倒壊と同時に多数の火災が発生し、被害を拡大させました。
また、東京都の「延焼リスクマップ」などを見ると、都市部の木造密集地では、

震度に関わらず火災による延焼の危険性が極めて高いことが分かります。

つまり、地震に強い家を建てるなら、「揺れへの対策(耐震性)」と

「火災への対策(耐火性)」をセットで考えることが大切なのです。

 

◆ 郊外型分譲地は「延焼リスクの少ない安心立地」

一方、当社が取り扱う郊外型の分譲住宅地では、

建物間に2〜3メートル以上の空間が確保されている物件も多く、

万が一の火災時にも安心感があります。

さらに、最新の外壁材(例:金属サイディング、窯業系サイディングなど)は、

断熱性と耐火性を兼ね備えた製品も多く、安心・安全な住まいづくりを後押しします。

 

▼ 火災リスクまで考慮した住まい選びを

タナカホームでは

✅ 建築地に応じた耐火仕様のご提案
✅ 防火・準防火地域の建築アドバイス
✅ 火災保険のご相談
なども承っております。

お気軽にご相談ください。

 

  • お近くのモデルハウスを探す!不動産情報はこちら
  • メールで気軽にお問合せ!お問い合わせはこちら
  • Instagram
  • お問い合わせ
  • 来場予約

ページの先頭へ

インターネットやメールが苦手な方はお電話でお問い合わせください。0120-080-925

Copyright (C) タナカホームの分譲住宅, All Rights Reserved.